Author: 高坂 尚平 (page 1 of 5)

経営って恋愛と一緒かもしれない。笑

おはようございます♪

尚平です!

新しく入った社員さんは、

驚くほど頑張ってくれています!笑
最近は、主語が「普通は」と全然言わなくなり、
「私は」になっています。
何か一人でギャーギャー言っていることはありますが、
本人はとっても楽しそうです♪
正直、この社員さんが入って、
私もより人生が楽しくなっています!

 

さて、昨日は名古屋にある歯医者さんの、
企業サポートの日でした。

 

そこで感じた、

「大嫌いって本当に大好きなんだな」

そんな話です。
以前よりその名古屋の歯科医院の院長から、

「とっても問題児の衛生士さんがいる。
ちょっと高坂さん、話してみてほしい。」
と。笑

昨日は、そんな衛生士さんと面談する日でした。
ちなみに、この衛生士さんは、
半年間、院長の面談も断り続け、
私との面談も3ヶ月くらい延期された方でした。

 

それくらい、信頼関係が構築できていない衛生士さん(;’∀’)
そんな中、周りのスタッフが、
「いいから話してみなよ!」
「院長側の人でも無い感じだからよ。」
と背中を押して、
昨日の面談が実現しました。
結論から言うと、その衛生士さんとの面談は、

「30分だけ」

の約束が、

「90分もお話しをして下さり、
また、たくさんの本音を言ってくれました。」
その意見のほとんどが、

「院長への不満」
でした。
この衛生士さんは、この歯医者さんで、
もう15年も働かれています。
そんな中、この2・3年で院長への不平不満が、
積もり積もっていました。
最近では、勤務中も院長を無視したり、
そんな行動にも出るような方でした。汗
面談の最初の60分、
ずっと不平不満を言った後に、
その衛生士さんがポロッと言いました。
「あぁ、昔は楽しかったのになぁ。」
私は、すぐに、

「それはいつ頃ですか?
どんな感じだったんですか?」

 

そう聞くと、5年前くらいまでは、

院長が自分の子どもの誕生日に、
プレゼントをくれたり、

言い方も今みたいに院長の言い方もきつく無かったと。
「別に、院長の事が嫌いな訳でもないです。

最近、ちょっとなんか上手くいかないんです。

院長の素敵なところも知っています。」
目に涙を浮かべながら話てくれました。

私は、いつも面談の時にスタッフさん達に聞くことがあります。
「今後、遠慮なく言うと、どうしていきたいですか?」

すると、確実に顔つきが変わったその衛生士さんは、

「まず、少なくとも、院長と昔のような関係に戻りたいです。

これだけ関わった医院を辞めるつもりもなかったですし。

だから、、、まず来た時と帰る時`挨拶’をしようと思います。」
とても感動しました。
私は、院長の思いを勝手に話し始めました。

「実は、半年前にこの医院のサポートを始める時、
院長には5時間ヒアリングをさせて頂きました。

そのうちの1時間、○○さん(この衛生士さん)の話しでしたよ。
院長は頭の中で、○○さんのことをたくさん考えていると思います。」

すると、その衛生士さんは何も言わずうつむいて、
10分くらいずっと何も言わず泣いていらっしゃいました。
色々感じるところがあったんだと思います。

そして、その後、院長に今日の面談を報告。

「院長も院長ですよ。
もう強がって冷たくしたり、
強がって高圧的になったりしないでください!笑

そして、これだけは約束して下さい。
きっと、その衛生士さんは元気に挨拶してくれます。

その時は、何をしてても手を止めて、
体をそっちに向けて、
自慢の白い歯を思いっきり出して、
にっこり笑って大きな声で挨拶を返して下さい!

組織創りは、そこからだと思います。」
と、偉そうに言いながら、

内心、

「俺もHimawariでの挨拶ないがしろにしてる時あるな(;’∀’)
今日からしっかり手を止めて、挨拶しよっと。」

と思っていました。笑

本当にクライアントさんたちには、
教えてもらうことばかりです(;’∀’)
今日の面談は、高校や大学時代によくやった、

カップルの喧嘩の仲裁、みたいな感覚になりました。笑
本当に院長も衛生士さんも、

「とっても好きで、期待して、

ずっと一緒に同じ志でいてほしいからこそ、

何かあると、

とっても裏切られた気持ちになり、

一緒にいたくなくなって、

嫌いなところばかり見える。

でも、それってよく言うけど本当に好きの裏返しなんだろうなぁ」

そんなことを思いました。

 

最近の企業さんのサポートは、

理念創りもそうですが、

その過程で、こういった摩擦の解消や、

社長と社長夫人との人間関係の修復などを

置いてはできないなぁと感じています。

 

今日はここまで♪

普通!常識!一般!笑

昨日は、大きな総合病院の立て直しのお話を頂いたり、

仲間と夜遅くまでvisionを語り合って、

興奮していた尚平です♪

 

4月から㈱La Himawariの新しい社員が、

入ってきてくれました!

 

今日の話しは、その新しい社員さんの口癖である、

「普通!常識!一般!」という言葉が、

Himawariで波紋を呼んでいる!って話です。笑

 

新しく入った方は、以前より知り合いで、

全く気を使わない方なので、

特に何が変わったという訳ではないのですが、

この新入社員の「ある口癖」が、

Himawariに波紋を呼んでいます。笑

 

波紋というか、爆笑というか。。。笑

 

その社員さんは、今日で弊社で働いて5日目です。

 

そんな中、一緒に働いていると、

ある口癖をとてもとても使います♪

 

その口癖が、

「普通はこうするやん?」

「常識はこうだよね。」

「一般的に言うと・・・」

 

という口癖です♪

 

Himawariでは今まで、

「普通」

「常識」

「一般的」

という言葉は、タブーでした!笑

 

理由は、普通という基準以上で、

お客様にサービスを提供したい。

 

常識に縛られるより、

非常識を基準に価値の範囲を広めた方が面白い!

 

一般的に既にある価値は、その人達にお任せして、

常に新しい価値を提供したい。

 

そんなことを思っているからです。

 

とはいえ、

まだまだ実践はできてないんだけど。。。笑

 

これまでも、ミーティング中に誰かが、

「普通は・・・」と言いだすと、

会議が止まります。笑

 

「この業界は、、、」

とかでも止まります。笑

 

そして誰かが言います。

「〇〇さんは、どうしたいの?」と。

 

Himawariでは、世の中に合わせて生きていくより、

自分の「こうしたい」に素直に生きることが求められます。笑

それこそ、売上よりもです。

 

でも、それが私自身も含めて、

中々難しい時があります。

 

だからこそ、仲間同志で、

「今、普通って言った?」「尚平はどうしたいの?」

と、確認しています。

 

正直、この質問は自分の気持ちが見つからない時、

中々ヘビーだったりします。汗

 

だから、どうしても常識や普通の基準で、

今でも考えたくなります(;’∀’)

 

それでも、「自分がどうしたいか。」を大切にする。

それは、Himawariの大切にしている文化の一つです。

 

そんな中、入ってきてくれた社員さんは、

「普通、常識、一般的には・・・」

をたくさん言ってくれるので、

毎回、誰かに「どうしたいの?」

と言われて、自分の気持ちと繋がってくれます。

 

でも、面白いほど何度も言うので、

もはや最近は、「普通そうやん!」

って言う度に、社内には爆笑が起こります♪

 

昨日なんか、

「普通の何が悪いんだーーーー!」

と叫んでいて、皆爆笑♪

 

この方がHimawariに入ってくれて、

間違いなく事務所は、より賑やかになりました♪

 

そして、企画や集客、営業の経験もあり、

とても心強い仲間なので、

今後のHimawariを楽しみにして頂ければと思います!

 

これからも、「非常識」を基準に、

チャレンジし続けたいと再確認した今日この頃です♪

 

今日はここまで♪

【日本で一番‘好きな’会社②】

おはようございます♪

 

昨日は、3年に一度くらいしか行かない、

大阪は難波に行きました♪

難波って大阪の深いところに足を踏み入れた気がして、

何かドキドキワクワクしていた尚平です♪

 

 

さて、昨日の続き。

「制度より風土」って話。

 

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前回のあらすじ。

・私が、日本一好きな会社が京都にある。

 

・はるちゃん(奥さん)が結婚前からその会社で働いていて、

子どもが産まれてからも「カフェで一緒に働きたい」と社長たちに伝えた。

 

・はるちゃんの思いは、

「娘(秋帆)がいても、いなかった時以上に

周りの人に価値を与えられるようにする。自分のやりたいことだから」。

 

・そして、ついに去年の丁度今ごろ4月上旬から働き始めた。

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嵐山にあるカフェで、

桜が満開になる去年の今ごろ、

はるちゃんは、6カ月の娘と働きだしました。

 

もちろん、娘と働くことは、

最初は簡単ではありませんでした。

 

仕事から帰ってくると、

「今日はあーちゃん(娘)が良く泣いて、

思うように働けなくて、迷惑かけてん。

自分に悔しいんだ。。。」

 

そんな日もありました。

 

悔しさでいっぱいになった頃、

はるちゃんが店長に相談すると、

 

「うん。わかる。でも、それくらい覚悟して、

自分でこの働き方を決めてきたんでしょ♪

自分の決めたことに、遠慮なく進めばいいじゃん。」

と笑いながら、ズバッと言われたそうです。

 

そこからです。

家に帰ってきてもはるちゃんがクヨクヨしなくなったのは。

 

それからのはるの毎晩の報告は驚きでした。

 

今日ね、「抱っこ紐持ってきたー!」

って一緒に働く女性スタッフが言ってきてくれたから、

「あ、ちょっと遅めのお祝いかなー!」

と思ったら、

その人は、

「これ、はるちゃんにプレゼントちゃうで!

私がここであーちゃんを抱いて働く用に持ってきたの♪」

と。笑

 

普通なら、

「なんで、あの人だけ特別に子ども連れてこれるの?」

「仕事が進まないからやめてほしいな」

色んな意見が出てきそうなのに、

出てきません。

 

その後も毎晩はるちゃんの報告は続きます。

 

「今日な、店の働くスタッフの皆で、

あーちゃんの取り合いだったのー!

私がおんぶする!

私が抱っこする!って。笑」

 

 

「今日はな、お客様がずっとあーちゃんと遊んでくれたの!」

 

私も仕事が早く終わると、

たまにお店までお迎えに行くのですが、

私がお店の中に入ると、

社長さんが秋帆を抱っこしてくれていたり、

店長さんが散歩に連れていってくれたりしています。

 

それも、驚くことに、何時間もそうしてくれています。

 

私も経営者なので、色んなことを考えます。

社長さんがずっと抱っこしてくれていたり、

店長さんが秋帆を散歩に連れていってくれたりすると、

それって、損失に繋がるんじゃないかなーって。

 

そして、何よりも驚くことが、

完全なる勝手な見解ですが、

その会社の皆さんが誰も、

「仕方なく秋帆を見てあげている」

という感覚ではないんです。

 

お迎えに行く度に本当に驚きます。

 

勿論、影でたくさんの迷惑をかけていることは、

必ずあると思います。

 

それでも、この会社の人たちは、

はるが「子どもと働きたい!」という夢を、

自然体で応援してくれています。

 

【この会社は、女性と子どもが一緒に働く場を提供します。】

【そして、そのためにこんな制度があります。】

 

みたいなのは、一切ありません。笑

 

昔の田舎の子育てのように、

はるちゃんだけでなく、

そこのスタッフ皆で、

秋帆を育てて下さっている、

それがどこかその場で働く人、

お客様、皆にとっても素敵な空気感に、

なっているかもしれない。

 

勿論、その空気に甘えてはいえけないんだけど、

そんなことを感じます。

 

今年の4月から、私の父が定年退職しました。

なので、今週から秋帆がこの会社に、

はるちゃんと行くことが少なると皆さんに報告をしたそうです。

 

すると、皆の反応は、

「え、できれば、一週間に1回は少なくても会いたいんだけど。」

と、口々に言ってくれたそうです。

 

一昨日、はるちゃんはその報告もとっても嬉しそうに、

目に涙を浮かべながらしてくれました。

 

でも、逆に面白いことも起きます!

 

はるちゃんの働きを見て、

「私も子どもと働きたい!」

「赤ちゃんと連れて仕事したい!」

と言って、面接に来られる方が、

何名かいらっしゃったそうです。

 

でも、その方々は面接は通らなかったそうです。

それは、お店の雰囲気や思いに、

共感がなかったからかもしれません。

 

分からないけど、

お母さんが子どもを連れて働きたい、

この会社は別にその気持ちに答えたい、

という会社じゃないのかもしれません。

 

子どもと働くお母さんを採用する制度、

子どもと働くお母さんをサポートする制度、

なんて一つもこの会社にありません。笑

 

ただ、風土として、

「何となく同じ方向を向いてチャレンジしている仲間を、

自分を犠牲にしている感覚はなく、

自分の生き方を大切にしながら、仲間の生き方を大切にする。」

 

そんな風土が根付いているんだなぁって思います。

 

この風土があれば、

どんな制度よりも最強だなぁって思いました。

 

理念創りをしていて思います。

 

理念という言葉を創っている訳でも、

その理念に合った制度を創っているわけでもないなぁと。

 

その会社にしかない、その会社の大切にしたい風土を、

育てていくこと。

できるだけ、その風土を分かり易くすること。

そして、その会社にしかない風土と文化を創っていくこと。

それを創っているんだなぁって思います。

 

どんだけ制度や言葉を明確にしても、

風土は創れないなぁと。

 

人が人と向き合い、

自分を信じて仲間を信じてチャレンジしていく会社を、

嵐山にあるこんな会社を世の中に増やしていきたいなぁって、

改めて思いました。

 

今日はここまで♪

 

追伸

手前味噌ではありますが、

この会社も素敵ですが、

周りのメンバーに共感される働き方をしている、

奥さんの生き方もほんまにすげーなーって、

学ばさせてもらうことばかりです。汗

日本で一番?`好きな’会社。

おはようございます♪尚平です!

昨日は、広島のとある企業さんで、

理念策定ミーティング。

とっても熱い本音が飛び交う素敵な時間でした♪

 

 

ランチの後、広島の街並みを散歩しながら、

その会社の社長さんが、

広島の深い歴史を教えてくれて本当に感動と、

「平和」を考えさせてもらえる大切な時間でした。

 

 

さて、そんな社長さんが昨日、

ビジョンを決める理念策定ミーティング中に、

「制度より大切なのは、風土だよ!」

と、いつも穏やかな社長さんが、

幹部社員さんたちに向けてチカラの入った声で言いました。

 

 

今日は、

「制度より風土」

というお話し。

 

 

実は、私は京都に、個人的に「日本一」

と言っても過言ではないくらい、

大好きな会社があります。

 

 

弊社の株式会社La Himawariも経営判断するときや、

ビジョンを考える時、いつもその会社を勝手に参考にしています。

 

 

その会社は、

株式会社スターナビゲーションアソシエイツという会社。

この会社は元々リクルートだった人達が創った創業9年の会社。

カフェや居酒屋を3店舗、ゲストハウスを2ヵ所、

そのほか、広報やプロモーションのコンサルなどもされています。

http://www.musubi-cafe.jp/

 

 

実は、私の奥さんがこの会社で結婚する前の4年くらい前から、

働かせてもらっています。

 

 

この会社の素敵なところは、

「制度より風土」

を徹底的に大切にしているってところです。

 

もっときちんと言うと、

「制度より風土!」

と意気込んでいる訳でもなく、

「みんなが自由に互いを応援しながら、

雰囲気でやっている。」

そんな感じです。笑

 

 

その雰囲気を特に感じるのは、

そのカフェで1年前から、

うちの奥さんと1歳7カ月になる娘が、

一緒に働かせてもらってから特に感じます。

 

きっと、特に、

「子どもと働けます!」

とは打ち出していません。

 

でも、はるちゃん(奥さん)は、

できれば、「三つ子の魂百まで」

という言葉の通り、娘が3歳まで、

成長を見守りたいという思いがありました。

 

もう一つ、できればすぐに働きたい。

子どもを理由に自分のやりたいをあきらめたくない、

そんな思いもありました。

 

数カ月悩んだ後、

そこの社長さんと取締役の人に、

「あのー、子どもと働かせて頂けないでしょうか。」

と伝えてみたそうです。

 

すると返事は、

「うん、いいよ!やってみよー!」

だけ。

 

その日、はるちゃんが、

とても感動して帰ってきたことを覚えています。

 

そして、はるちゃんと当時6カ月のあきほは、

一緒にこの会社が運営する「むすびカフェ」で働き始めました。

 

はるちゃんの思いは、

「娘がいても、いなかった時以上に

周りの人に価値を与えられるようにする。」

この一点で働き始めました。

 

最初は苦悩する、、、と思いましたが、

感動のはじまりは、ここからでした。。。

 

今日はここまで♪

続きは、また明日書きます♪

仲間を「信じる」ということ。

こんにちは!

 

今日は久しぶりに、中国は上海にいる、

2歳年上の兄と連絡して、

何となくテンションの上がった尚平です。

 

兄とは年間4回くらいしか連絡しません。笑

正月、お盆、GWくらいしか会いません。笑

それでも、ここぞ困った時に即回答してくれるので、

とてもありがたい存在です。

 

そして、今日は、

とある設計・建設事業をされている会社さんの、

理念策定プロジェクトでした。

 

そこで話合った「部下や仲間を信じる」って話。

ちょと散らかったけど、まぁお許しください♪

 

理念策定プロジェクトは、

経営幹部から、新入社員まで、

8名が参加されています。

 

そこで、皆の集まりが良すぎて、

全員が30分前には集合しました。

そこで、思い付きで、

「最近、一番モヤモヤしていることを、

ぶっちゃけ言っちゃおうの会!」

を開催してみました。笑

 

・・・出てくる、出てくる、

最近のモヤモヤ。

なのに、皆なぜか爆笑するという。笑

 

半年前では考えられない雰囲気に、

とっても感動してしまいました。

 

すると、専務が急に大きな声で言いました。

「皆のモヤモヤってさ!

結局、部下を信じられない。

部下を信用できないってモヤモヤじゃない?」

 

 

営業部長が、

「あ、そうかもしれないです。

最初の組織診断結果通りかもしれないですね。」

 

 

他の皆も首を縦に大きく振って、

うなずいていました。

 

すると専務が、

こっちを向いて言いました。

「尚平さん!

どうやったら部下を信頼できるんですか?」

 

もーー、正直私はドキ――――!

っとしました。笑

 

そして、苦笑いをしながら本音で答えました。

皆さん、それ、私も課題なんですよね(;’∀’)

うちのスタッフを信じ切れなかったり、

信頼できない時があるんですよ。

だから、偉そうなことは言えないんですよね。」

 

 

皆も、そらそうだよなーという感じで、

温かい目で見てくれます。

 

 

そして、私は続けました。

「ただ、何かのヒントになるか分からないけど、

たまーに上手くいく時のことを少しだけお伝えしても

いいですか?」

 

 

というと、専務が前のめりに、

「是非!」

と。

 

「私もやっぱり色んな葛藤があるんですよね。

でも、結論から言うと、、、

その中で部下や仲間、

そして、クライアントを信じれる時って、

自分が自分を信じている時だなぁって思います。」

 

何となく感情がのってきたのが、

自分でも分かりました。

 

 

「例えば、ここの〇〇建設の皆さんは、

‘200年後の地球を設計する’をミッションに、

色んなチャレンジされいるじゃないですか?

 

200年後の地球のために、

耐震を考えたり、

環境問題に全力で取り組んだり、

最先端の住みやすさを考えたり、

素材から人の健康を考えたり。

 

ぶっちゃけ、皆も思っていると思うけど、

利益だけを考えたら、

そんなことはおススメしません。笑

 

でも、皆さんがミッションに覚悟されている。

最近では自分のものにして、誇りだと思ってる。

この方たちなら、業界のきれいごと、

タブーとされてきたことも、

どんどん乗り越えていけるんだろうなぁって、

心底思うんです。皆さんのことですよ。

 

でも、それって、

私、高坂が自分の事業や、

自分の人生でチャレンジを辞めてしまったら、

皆さんのことを信じれなくなると思います。

‘そんなん無理でしょ’

‘きれいごとより、もっと利益出しましょうよ’

って言うているかもしれないです。

 

もしくは、できると思います!、とか口でいいながら、

本心は‘大丈夫かなぁ’と思っていると思います。

 

だから、私は皆さんの姿勢にいつも、

心引き締まるんですよね。

自分がチャレンジを止めたら、

終りな気がするから♪

 

あ、もちろん、良い意味で、

みなさんのために挑戦している!

って訳でもないですよ!笑

好きだからやってんですよ!

 

・・・伝わってますか(;’∀’)?」

 

皆さん、「・・・。」

 

私は慌てて、

「あ!やっぱり何か伝わりにくいか!

ごめんなさい。

ほんじゃ次の事例パート②は、、、」

 

と、言おうと思った瞬間に、

 

営業部長が、

「俺が営業から逃げているんかもしれない。

俺が新規営業から逃げているんかもしれない。

俺はすぐに楽にいってしまうからなぁ。」

 

とぽろっと。

 

そして、皆が口々に、

「結局自分かーーーーい!」

と言いました。

 

本当にこの人達は強いなぁって思いました。

100名以上の部下がいる人もいる、

何十億と自分にかかっている人もいる、

その町をどう設計するかを背負っている人もいる、

どうしてもうつ病の社員さんを抱えている人もいる、

ここでは書けないほどの、

業界のリアルな課題と向き合っている人もいる、

 

そんな人たちが、

「結局自分かーーーー!」

と、言っている姿にもーめちゃ感動してしまいました。

 

本当にこの会社さんも、

いつも関わるだけでやる気を頂き、

気が引き締まり、

「おれもやるぞーー!」

ってなります。笑

 

もはや、

どっちがサポートに入ってるのか、分からない。笑

 

この時点で、理念策定ミーティングは、

1時間押しで始まりました。笑

 

今日はここまで♪

 

 

このブログを見て相談、質問を下さる方から、

「どう聞いていいのか分からなかった。」と良く聞くので、、、

⬇️こんなの作りました♪

元気のない人を応援する、究極の方法。

ども、尚平です♪

 

今日は、とっても尊敬する社長さんの元気が少しだけ、

ありませんでした。

 

今日のブログは、

「元気の無い人を応援する究極の方法」

のお話です。

 

「元気の無い人を応援する方法」はたくさんあります。

・居酒屋に一緒に行って、笑って吹き飛ばす。

・もう既に、それをネタにしてしまう。

・具体的な支援をする。

・話を聞く。聞きまくる。

・ドライブに無理やり連れていく。

などなど、、、

 

上げればきりがありません。笑

 

その中で私が考える最強の応援は、

「そばにただいる。」

これだなぁと思っています。

 

本音言うと、

それしかできないなぁと。笑

 

こちらが変わりに解決しても、意味ないし、

そもそもそんな能力も持っていない。笑

 

皆さんの中でも、

大ピンチな人がいて、

どう応援していいかわからない時、

「1日、とにかくそばにいる」

ってことをやってみてください♪

 

旦那さんや奥さんがもう元気がなくて、

どうしようも無い時、

そんな簡単にできないかもだけど、

仕事を丸1日休んで、

ずっととにかくそばにいて下さい。

もちろん、スマホは一切触らず。笑

 

部下や仲間で、とっても元気がない時、

一日一緒に行動する、特に理由もなく。笑

気持ち悪いと思われるかもしれないけど、

やってみてください♪

 

これが、中々できなかったりするんですよね。笑

私も。笑

 

何というか、元気ない人や調子悪い人と、

ずっと一緒にいるって、

なんかイメージできないかもしれません。

 

そんな時間ない、

その人にはその人のタイミングがある、

とかいう言い訳出て来たりしますよね。笑

 

でも、家族や仲間が元気なことが、

一番自分自身のパフォーマンスを上げるんです。

 

だから、一度、騙されたと思って、

1日一緒にいてみてください♪

 

もしこれができれば、

きっとそれだけで、

相手の方は相当元気になると思います。

 

面白いのが、

なぜかわからないけど、

自分自身までめちゃくちゃ元気になったりします。

 

元気付けにいったのに、

元気をもらって帰るというパターンです。笑

 

どう応援しようか困ったら、

「そばにいる」。

 

本当にこれだなぁって思います。

 

元気の無い人に、

「何かあれば言ってね!」

実は、これって逆効果かもしれないなぁ、

なんて思っています。

 

完全に受け身だから。笑

 

「とにかく、今から行くよ。理由もなく、行くね。」

これって意外と相手をやる気にさせる行動かもなぁと。

 

でも、大切なのは、

心底そう思える関係性を創っておけるかどうか、

ってこともあるんですけどね(;’∀’)

 

見ず知らずの人が元気なかっても、

「今から行こうか!理由もなく」

なんて言えません。

 

後、ポイントは、

「そばにいる」ってことです。

だから、特に「何もしない」ってことです。

 

元気がなくなっている方が隣にいても、

「確実にその方がぶつかっている問題は、

その方自身で乗り越えられる能力を既に持っている。」

と、信じきって、そばにいることが大切だなぁと。

 

だから、放置ではないんです。

そばにいるだけで何もしない。

相手の能力を信じ続けながら、そばにいる。

 

実は、これだけで世の中の問題のほとんどが、

解決するんじゃないかとすら思います。

 

今日はここまで♪

 

追伸

でもなー、ついついそばにいるだけでなく、

「こうすればいいやん」

「これしてあげようか」

となってしまいそうな自分がいます💦

 

それでも、相手の問題は相手しか解決できない。

だからこそ、そばにいて信じ続けることが、

究極だなぁと思っています。

 

 

このブログを見て相談、質問を下さる方から、

「どう聞いていいのか分からなかった。」と良く聞くので、、、

⬇️こんなの作りました♪

今年、最初の大失敗。

ご無沙汰の投稿です!

尚平です♪

 

気持ちがのって、

長くなってしまいました(;’∀’)

移動中などにお読み頂ければ幸いです!

 

相変わらず、はるちゃんとあきほと、

愉快な仲間たちと楽しくやっています♪

 

遅くなりましたが、

今年もどうぞよろしくお願いします。

 

今日は、新年最初の投稿だけど、

私高坂が大失敗したってお話。笑

 

「成功でしたー!」

なんてオチもありません。笑

 

 

●教えてもらった「忘れてはいけない姿勢」。

「こんにちはー!」

 

先週、とある方と、

うちの事務所で打ち合わせをしていました。

 

その方は、高橋さん(仮名)といって、

京都府南丹市の地域活性化を目的とした、

NPO法人の代表をされています。

 

㈱ぼくらがつくるとこうなります、

っていう伝統工芸の会社もされている、

45歳くらいの熱いおっちゃん(お兄さん)です。

※もはや、仮名の意味がない。笑

 

いっつも、ドアを開ける時に、

とっても元気な声で挨拶してくれます。

 

この組織はおもしろくて、

テレビ番組を創ったり、

ドラマを創ったり、

全国えんぴつけずり大会なるものをやったり、

田舎のトリセツをおしゃれに創ったり、

やることがとっても新鮮でおもしろいんです。

 

高橋さんとは、5年前にLa Himawariが、

南丹市に田んぼと畑をお借りする時などに、

とってもお世話になりました。

 

その高橋さんが、

来年の秋に南丹市で行うイベントの打ち合わせで、

弊社に来て下さいました。

 

私がそのイベントを15分間くらいでプレゼンしました。

すると、高橋さんは、

 

「うーん、気持ちや思いは分かる。

でも、なんかなー。」

 

私は、できる限りのプレゼンをしたつもりだったので、

「え、何か伝わらないところありますか?」

 

と、聞きました。

 

すると、高橋さんが、

「何かな、5年前と違う気がするねん。

何か、尚平くん変わったなーって。」

 

と、言われました。

 

何となく、私はイラッとしました。

 

このイベントは、

イベントを創っていく過程で、

とある南丹市のバラバラな地域も、

一つにしていくという内容も盛り込まれていました。

 

私は、必死に伝え続けます。

「5年前、Himawariがあの地域に入ることで、

あの地域の方々はとても喜んでくれてたやん。

今回も私たちが関わることで、

地域を一つにしていきたいんです。」

 

そういうと、高橋さんは、

 

「ほなら、お前は全然分かってない。

俺が伝えたいことを全然わかってない!」

と、かなり大きな声で言ってきました。

 

私も、その前からのイライラもあって、

「高橋さんこそ何も分かってないでしょ!

いつもそうやって決めつけて!

自分のモヤモヤをここでぶつけないで下さいよ!」

 

互いにどんどんイライラしていきます。

「決めつけるのはお前や!

いいから、しっかり俺の話しを聞けよ!

なんで、俺は相談受けてるのに、

俺の話を聞こうとせず、反発すんねん!」

と、言いながら、机をバンっと叩きました。

 

そこで、

「確かに。

こっちが相談している側やった。」

そう思い、もう一度、高橋さんの話を、

ニュアンスだけど心で聞きました。

 

「何かな、5年前の感じと違う気がするねん。

でも、もう今のお前にはわからないと思うわ。

でも、これだけは言える。

今のお前が地域に入っても、

絶対その地域は一つにはならんぞ。

 

私は、悔しくなりました。

 

「考えます。1分くらい時間下さい。」

まだ私はムスっとしています。

 

動揺する気持ちを抑えながら、

色々振り返ってみました。

 

具体的に5年前の南丹市に関わる時に、

自分はどんな感じだったのか、

今、どんな感じで関わろうとしているのか、

を考えました。

 

すると、

 

「ハッ!」

 

と、しました。

 

やることは一緒かもしれないし、

経験は今の方があるかもしれない、

能力も今の方が高いかもしれない、

でも、一番大切なところが間違ってたーーー!!

がーーーーーん(;’∀’)

となりました。

 

高橋さんが熱心に伝えてくれた通りでした。

 

「高橋さん、ごめん。

俺、大切なこと間違ってたかもしれへん。

5年前の起業当初は、

自分たちには何もないって思って我武者羅やった。

んで、地域に入る時も、

‘自分たち何もないけど、がんばります!’

‘関わらせて頂いて、ありがとうございます!’

そんな感じやった。

 

でも、今回、この地域に関わらせてもらう時に、

どこか、

‘自分たちが入ってあげた方がいい’

‘自分たちには経験があるから、やってあげる’

そんな気持ちが正直あったと思う。

そこが、5年前と全然違うわ。

ごめん、しっかり伝えようとしてくれたのに、

偉そうなこと言って。」

 

すると、高橋さんはとっても優しい温かい顔になり、

「わかってくれて、ありがとう。

実はな、昔の俺はそうやってん。

何かが上手くいくとな、その経験を頼って、

俺がやってあげるで!って。

でも、そう思ってやってたらな、

どんどん人が離れていくねん。

そこまでじゃないけど、

今日の尚平くんからはそれを少し感じたんや。

成功すればするほど大切なこと忘れる人、

たくさんいるからなぁ。

まぁ実は、今の俺も、

人のこと言えた感じでもないんやけどな。」

 

それから、また2時間くらい、

その地域のこと、

そのイベントのこと、

たくさんのことを高橋さんを話しました。

 

高橋さんは、

本当に大切なことを気づかせてくれました。

 

「関わらせて頂く。」

と、

「関わってあげる。」

言葉の表現は少ししか違わないのに、

意味や内容は大きく違う。

 

確かに思えば、

今、コンサルで関わらせてもらっている会社さんも、

「ほんまこんな素敵な会社やメンバーと一緒に、

挑戦できているってありがたいなー!」

って思っていたりします。

 

いや、「おもしろいなー!」の方が強いかな。笑

 

でも、恥ずかしい話、

とくに家族のはるちゃんやあきほ、

会社のメンバーである、

やっちゃんやのぶ、さきちゃんには、

 

どこか、

「やってあげている。」

「やってもらって当たり前。」

そんな思いがあるなぁと思いました。

 

その姿勢でいる限り、

進化や成長ってないかもしれないなぁ。

 

その姿勢でいる限り、

経験があっても、

能力が高くても、

本当の意味で誰も幸せにならないかもしれないなぁ。

 

売上は上がるかもしれない、

実績は出せるかもしれない、

でも、

その姿勢だと、

どこか虚しさや悲しさが自分の中に残るかもしれないなぁ。

そんなことを感じました。

 

いや、まだ答えは分からないですよ。笑

そうじゃないかもしれないけどね♪

 

私は、思いました。

「本当に成功体験は、

使い捨てだなぁ」と。

 

企業や地域、人、

どこに関わる時も、

同じ環境なんてありえません。

もちろん、私の一つの成功体験が、

役に立つならいいんですが、

それが、

「やってあげる」

という姿勢になる理由にはなりません。

 

私らしさでもある、

「自然体」「対等で本音」「仲間として挑戦する」

というポリシーを、

今年のテーマポリシーに追加することにしました。

 

高橋さんが帰った後、

「あぁー、まだまだだなぁ自分は。」

と、少し凹みましたが、

これを糧にまたチャレンジしていこうと思いました。

 

まだまだ失敗の繰り返し。笑

 

本当にありがたいのは、

私の周りには、

率直にお叱りをして下さる諸先輩方が、

たくさんいることです!笑

甘えているわけではありません(;’∀’)

 

でも、本当、年上の方々の話しに耳を傾けるって、

ちょっと痛い時、

厳しい時もあるけれど、

なんであんな本質ついてくるんだろうなぁ。

 

私もそんな大人になりたいです!

 

そんな1年のスタートですが、

よろしくお願いします♪

 

長々とありがとうございました♪

 

このブログを見て相談、質問を下さる方から、

「どう聞いていいのか分からなかった。」と良く聞くので、、、

⬇️こんなの作りました♪

「社員の夢を応援します!」と言う社長さん、、、

今日は昼から理念策定プロジェクトを

とある物流事業関係の企業さんで、

実施させて頂いていました♪

 

ども、尚平です♪

 

この企業さんが創る理念は、

Mission、vision、Policyの3部構成です。

 

Missionが決まり、

今日は、visionを決めていく段階でした。

 

うーん、何かアルファベットでブログに書くと、

違和感あるので、これ以降はカタカナ表記します♪

 

ミッションは基本社長が決めますが、

ビジョンやポリシーは、社員さんと決めていきます。

 

そこで、今日、社長さんの発言が物議を醸しました。

 

「社員の夢を応援する」って社長さんが言っている時、

それはある落とし穴にハマってるかもしれませんって話です。

 

ビジョンって言っても、

様々な定義があります。

 

ビジョンとミッションが、

世の中にはごっちゃま混ぜになっている場合も良くあります。

 

そこで、まずやることは、

ビジョンやミッションの定義から確認すること。

 

今日、この会社さんで話していたビジョンの定義は、

「2、3年後の近未来像」

という定義です。

 

昔は、5年とか10年とかもやっていましたが、

もうそんな先のことは誰も読めない世の中になりました。

 

だから、定義は、

「2、3年後の近未来像」としています。

 

プロジェクトメンバー8名が、

それぞれ考えてきたビジョンを、

「できるできないは置いておいて」

どんどん発表していきました。

 

 

「私は、売上を2年後、38億にしたい。」

「いつかやっぱり上場したいよなー!」

「オフィスの場所を、京都の北山に移転したい。」

「そろそろ自社ビルが欲しい。」

「新たに新卒採用を再開して、新卒10名取りたい。」

「プロジェクトXに出演していたい。」

「物流業界に改革を起こしていたい。」

「海外に小学校を創っていたい。」

「日本のお歳暮と暑中見舞いの文化を復活させたい。」

 

それぞれが、ミッションと照らし合わせながら、

たくさんのビジョン案を出してくれました。

 

これから皆の思いやミッションの解釈をすり合わせながら、

このビジョンを決めていくこと、

それ自体がとっても素敵な組織創りになります。

 

そして、皆の発表が終わった時、

社長が言いました。

「皆、本当に素敵なビジョンをありがとう。

僕は、ミッションを決めたから。

皆のこのビジョンを全力で応援するよ。

ビジョンは皆で決めたいんだ。」

そんなお話でした。

 

皆、どこかに違和感を感じていました。

 

そのまま、30分くらい話は進みました。

そしてまた社長が、

「僕は皆の応援がしたいんだ。」

そう言いました。

 

すると、30代後半くらいの若い取締役の方が言いました。

「社長の今日のスタンスに違和感があります。

何というか、仲間、チームの一員って感じがしません。

もちろん、社長を中心とした組織なんだけど、

そこに社長がいない気がする。

応援するって言われても、

何か違和感あります。」

 

すると、女性の30代の社員さんも、

「私も違和感ありました。

応援するよ!が、勝手にしてくれ。

にどうしても聞こえてします。

応援して頂くのは嬉しいんですが、

私達も社長の応援がしたいんですよ。

なのに、何か変です。」

 

このやり取りに、

もーめちゃ感動してしまいました。

 

こんな会話ができる会社って、

あまり見ないからです。

 

「社長の夢も応援したいんですよ」

こんなことが言える社員さんが

育っているこの会社の文化、

本当に素敵だなぁって。

 

社長さんは、

「え、僕はおかしなこと言ったかな?」

という感じです。笑

 

私はお伝えました。

「社長、このメンバーなので、

率直な思いをお伝えしますね。

 

社長は、このチームに自分を数に入れてないんです。

遠慮もしてくれているし、

皆の成長や出番や色んなことを、

考えて下さっているのも分かります。

 

でも、社長が皆のことを好きなように、

皆も社長のことが好きなんです。

もうヒシヒシと伝わってきますよね!

 

珍しいですよ、こんな何でも言い合える会社。

 

だからこそ、皆さんは、

社長の夢やビジョンを知りたいんです。

同じチームのメンバーとして。

同じ会社の同志として。

社長とか関係ない、ミッションを目指す仲間として、

皆は社長と一緒に挑戦したいんです。

 

すると、社長は少し考えて、、、

「確かに、ミッションは俺が決めたから、

変にビジョンは皆が決めてほしいって思っていたけど、

ビジョンも皆をワイワイガヤガヤ、

時には真剣にぶつかり合って創りたいしな。

その方が面白そうだし。

ごめん。良く分からない話をしたかもしれん。」

 

その後、この会議終了後、

社長は、

「やはりどうしても社員に気を使っていたこと、

自分が出てしまうと皆がそれを

正解にしてしまうんじゃないかってこと」

などたくさんのことを話してくれました。

 

でも一番大切な、

同じミッションに挑戦する同志なんだってことを、

忘れていたことも伝えてくれました。

 

社長さんに良くある落とし穴、

それは、

社員さんの夢ややりたいを応援する!

という気持ちは持っているのに、

自分が応援される!

という感じを忘れてしまっているってことです。

 

社員さんたちは、確実に社長を応援したいんです。

どんな行動をしていても、

社長にお世話になっていることは、

本人たちが一番分かっているからです。

 

勿論、理想です。

でも、人は本質的に人の役に立ちたいと思っています。

 

スネてたり、社長と変な距離をとっていたり、

会社のせいにしてたり、色んな社員がいます。

でも、基本、社長には感謝しています。

 

だから、社長のこともできれば応援したいんです。

 

世の中の社長さんは、

社員の夢を実現することも大切ですが、

社員たちに自分の夢を応援される社長さんを目指せば、

勝手に社員たちの夢は叶っていくと思います。

 

とにかく、ミッションを志す仲間に、

自分だけ線を勝手に引いて、

カヤの外状態にならないで欲しいなーと思います。笑

 

社長と社員が、

社員同志が、

本当に意味で相互支援し合っている組織は、

本当に強いなーって思います。

 

それは、社長が社長の夢を皆から応援されているかどうか、

で分かってしまいます♪

 

 

でも、、、

勿論、うちも恥ずかしながら、

まだまだです(;’∀’)

 

でも、今日できることをやって、

そんなチームに成長していきたいと思います。

 

今日は、ここまで♪

 

追伸

 

今日は理想の話しをしましたが、

理想を目指すためには、

本当にただただ多くの泥臭いこと、

コツコツ今できることをやるしかないなぁなんて

ことも思っています。笑

 

 

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「どう聞いていいのか分からなかった。」と良く聞くので、、、

⬇️こんなの作りました♪

ダメ社員は、、、クビにする!?笑

12月に入ってから、

本当に多くの社員さんや経営者さん、

関わる人から嵐のように面白い気づきや学びを頂いています♪

 

厳密の言うと、11月23日の新嘗祭以降かな。笑

 

企業をサポートするコンサルや研修のお仕事って、

本当にありがたいことにこちらも成長させてもらえます。

 

企業さんのとある組織課題に気づいた時、

 

組織文化を変えるには、社員一人ひとりが変わる必要がある。

社員が変わるには、、、部長が変わる。

部長が変わるには、、、役員が変わる。

役員が変わるには、、、社長が変わる。

社長が変わるには、、、結局、関わっている私自身が変わる。

 

それしか、組織課題は解決しないからです。汗

だからこそ、本当に関わる企業さんや、

その企業の社員さん、社長さんから、

本当に毎日のようにたくさんの気づきをもらえます。

 

「こんなのどう解決するんだー!!!」

と思うことも多々ありますが。笑

 

社長さんから、「何とかしてー!」と言われても、

いや、「俺もわかりませーーん!」なんて時もあるけど。笑

 

それでも一緒に、

考え続け、向き合い続け、行動し続けることで、

やっぱり解決しないモノはないなーって思います。

 

さて、今日は、

「役員をクビにしようとした社長さん」の話です。

これは、ホットな話で、

今日の話です♪

 

今日は、午前中からとある大阪にある、

IT系ベンチャー企業の組織創りの打ち合わせを、

社長さんと二人でしていました。

 

この社長もまた素敵で、

8年前の40歳の時に起業されて、

今は35名の社員と一緒に、

「世の中の人が見たことがない価値を創る」

を理念に挑戦されています。

 

9時55分くらいに、

「おはようございまーす♪」

と社長室に入りました。

 

すると、田中社長(仮名)は、

すぐに言いました。

 

「尚平さん、あかんわ。

もーあいつには辞めてもらう。

中森総務部長兼取締役をクビにしようと思う。

というか、それがお互いのためや。

今のままだと誰も幸せにならへん。」

 

と、意外と冷静に話してきてくれました。

 

そのまま事情を聴くと、

・中森部長は、副業もされていて、

 副業にばっかりチカラを入れて、

 こっちの仕事は作業になっている。

・だから、完全に指示待ち社員になっていて、

生産性が低い。

・結果、総務部の人を全く管理できていない。

・中森部長の働き方が、

全体的に組織で甘さのようなものを与えている。

・一応、8年前の創業メンバーの一人でもあるので、

 大切にしたいと思うがもうこの自由な働きに限界。

 

ということ。

 

ただ、面白いのが、

社長はこの中森部長に対して、

めちゃ怒っているとかではなく、

冷静に、

「お互いのためにそうした方がいい。」

という感じでした。

 

そして、田中社長は続けます。

「尚平さん、どう思う?」

 

「え?!」

と、私。

 

「いや、だからどう思う?

この件をしっかり話したら、

中森さんは辞めると思うんだよ。

もしくは、一部業務委託として、

関係を続けるのはいいけど。

このままのスタンスでは社内にいてほしくない。

皆にも迷惑だからな。」

 

私は少し悩みました。。。

そして、率直に思っていることをお伝えしました。

「社長、前から中森さんとの関係を見たり、

今の話を聞いていて思うのは、、、

何となく、その辞めてもらうって決断は、、、

社長自身がしっくりきてないんじゃないですか?」

 

すると、社長が、、、

「・・・やっぱりそうだよなー。

俺も、そう思ってるんだよ。」

 

私は、続けてお伝えしました。

「はい。社長はいつも決断する時、

誰にもモノを言わせないくらい、

一人でワクワクして、

こう決めたぞー!と行くタイプです。

それが、事業に挑戦するという前向きな話でも、

人に辞めてもらうっていう一見後向きな話でも、

社長はいつも決めている時は、

どこか楽しそうなんです。

でも、今は、、、

私はあまりしっくり来ませんでした。」

 

社長は頭を抱えながら言います。

「でも、じゃあどうしたらいいのかわからへんねん。」

 

私は、少し話を変えて聞きました。

「社長、中森さんとの出会いって

どんな出会だったんですか?」

 

すると、社長は、

「あいつはもう10年になるねん・・・」

と言いながら、15分くらいガッツリ話してくれました。

 

すると、社長が、

「うわーーーー!!」と言って、

また頭を抱えます。

 

「どしたんですか?」と私。

 

「分かってしまった。。。

尚平さん、分かってしまったわ俺。」

何か悟りを開いたような顔で

言ってきてくれました。

 

「俺さ、中森さんと単純にまだまだ働きたい。

これからも一緒にずっと働きたいねん。」

 

社長の目には涙が浮かんでいました。

私は、急な雰囲気の変化に驚きましたが、

その言葉は、私の心にもスーッと入ってきました。

 

「はい、社長は中森さんと話している時、

楽しそうですもんね!」

 

社長は、泣きそうになるのを堪えながら話を続けます。

「俺は、やっぱりあきらめていただけやった。

あいつの理想とする働き方では、

この会社では働けない。

一般常識的に、そんなんおかしいって思ってた。

腹立つのもあるし、わがままに見えるし、

ずるいとすら思っていた。」

 

これ、ブログの文章にすると

とっても簡単に書けますが、

35名の企業の社長さんが、

「俺はまだまだこいつと一緒に働きたいねん。」

そんな素直な自分の気持ちに気づけて、

誰かにそれを伝えることができるって、

本当にすごいことなんです。

 

社長さんたちは、

誰かに甘えてはいかない、

自分一人で決めなければいけない、

甘えを外に見せてはいけない、

一貫性をもたせなければいけない、

有言実行しなければならない、

弱い部分を見せてはいけない、

褒められなくてもがんばらないといけない、

 

そんな考えを持っていながら

挑戦していることが多いからです。

 

そこを乗り越えて、

「こいつとまだまだ働きたいねん。」

心底それが言える社長って、

本当に強いしカッコいいなって思いました。

 

そして社長は続けます。

「世間的にはおかしいことをしているかもしれん。

一般常識的には、辞めさせた方がいいかもしれん。

でも、働きたいんやから仕方ないやん。

ただ、互いに甘えが出ている部分は、

何とかしたいから話してみる。

もういつもそうや。

世間ではとか、常識ではって言うてる時の俺って、

自分に自信失ってるだけなんよなー。

何よりさ、新しい価値を提供する会社が、

今までにないチャレンジ方法をしている役員を、

応援できないって意味わからへんもんな。笑

んで、尚平さん、これってどう伝えたらいいの?」

 

社長は少し鼻息が荒くなっていますが、

とってもスッキリした表情です。

 

「今日、私に話してくれたこと、

その全てをお伝えすることがベストです。

辞めさせたいって思っていたこと、

でも、出会いを語っている時に、

本音が出てきたこと、

そして、これからどうしたいかってこと。

その全てを丁寧に話すことがいいと思います。」

 

これが今日の出来事で。

 

人は、自信が無くなると、

人や環境や常識や一般論や世間のせいにして、

自分の意見を正当化しようとします。

 

でも、それって全然人に伝わらないんです。

 

なので、何かを決意、決断する時、

「世間がどうだから」

「だれだれがどういうから」

「常識ではないから」

「普通に考えておかしいから」

このあたりを理由にしている自分は、

本心じゃないことが多くあります。

 

私は、社員をクビにすることも、

しないこともどちらでもいいと思っています。

 

ただ、大切なのは社長が、

自分の本心を知るということ。

 

そこだけが本当に重要だと思っています。

 

今日は、ここまで♪

 

追伸

下の「相談室」にて、

たくさんの相談や質問頂き、

ありがとうございます♪

ブログで書けるか分からないので、

一旦私が個別で返信するカタチが多くなっていますが、

お許しください♪

でも、本当にたくさんの方にお読み頂いて嬉しいです。

ありがとうとざいます!

 

 

 

 

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実は、真逆!?「強み」の見つけ方。

昨日は、朝からとある企業さんの

「人事考課会議」をサポートしていました!

 

人事評価を決める、

とっても大切な会議です。

 

一体感のある強い企業かどうかは、

人事考課会議の雰囲気と、

会話の内容で決まると思っています。笑

 

成長し続ける、

一体感のある企業は、

この人事考課会議で、

理念やポリシーのワードが飛び交います。

 

「〇〇さんは、ポリシーの二つ目の

ーーーーーーを特に実践されてましたよ。」

 

「俺にはそうは見えなかったけどなぁ。」

 

「そもそもじゃあ、あのポリシーをどう解釈してるの?」

 

「そういうことかー!」

 

この幹部同士の人事評価の擦り合わせが、

理念を深くしていってくれます。

 

理念に沿った評価を作るより、

それを運用する人事考課会議の方が、

圧倒的に重要だと今日も改めて感じました!

 

そして、人事考課会議が終わった後、

「高坂さん、少しいいですか?」

と、総務部長のYさんが声をかけてくれました。

 

「あのー、私、自分の強みがわかりません。

どうやって強みを見つけたらいいんですか?」

と総務部長さん。

 

前置きがとっても長くなりましたが、

今日のお話はシンプルに、

「強みの見つけ方」という話。

 

そして、その見つけ方は、

もしかしたら、今思っているものと、

真逆かもしれません。笑

 

会議後、ランチタイムだったので、

その総務部長と社長とランチに行きました。

 

そこで、総務部長は続けます。

 

「最近、なんか、自分の強みが分からなくて。

いろんな人に、

私の強みってどんなところ?

って聞いているんだけど、

何となくパッとしないんですよねー。」

と。

 

私は、とっても美味しいピザを急いで飲み込んで

お伝えしました。

 

「社長って、部長のこういういつも真摯に

向き合っている姿が大好きなんですよね?」

 

社長はパスタをほうばりながら

首を縦に大きく降って頷きました。

「ですよね。

それだけでも部長のかなりの強み何ですが、、、

でも、実は、部長、、、

自分の強みって、

人に聞けば聞くほど分からなくなるものなんです。

人は人によって全然違うことを言いますし、

自分の中から生まれてきた言葉や

感覚ではないので、

ほとんどの場合、

人に強みを言われてもしっくりこないんです。笑」

 

総務部長は、

「そういうもの何ですかー。

確かに私は、そう言われて嬉しいとかはありますが、

本当にそれ私かなーとか、

皆、僕の本性知らないからなぁとか、

いろんな気持ちが出てきたんですよね。」

と不思議そうに言います。

 

「そうですよねー。

なので、超自己流ですが、

私が感じている強みの見つけ方を

お伝えしてみてもいいですか?

もちろん、これで絶対見つかるかは分からないし、

しっくり来るかも分かりません。笑

でも、面白いので一度次回お会いするまでに、

やってみて欲しいんです!」

と私は何か勝手にワクワクしてきてしまいました♪

 

すると部長も、

「何なんですか!その楽しそうな感じ。

教えてください♪

やってみたくなってきました!」

と、かなり明るさを取り戻しながら、

言ってくれました。

 

その強みの見つけ方というのは、

自分の身近な人、誰でもいいんですが、

家族や上司や部下など10人の強みを、

各3つずつ見つけてメモしておいて下さい。

 

・・・

 

「え、それだけですか?」

と部長。

 

「え、それだけです!笑」

と私。

 

「私は、自分の強みを見つける近道は、

たくさんの他人の強みを探して見つけること

だと思っているんです。

他人の強みを具体的に探せる人は、

自分の強みを見つけるのも上手い。

何より、他人の強みを見つけていくと、

面白いことに、

それが他人を通して見える

自分の強みだったりすることが良くあります。

というか、ほとんどです。

なので、その10人の強みを出してもらって、

共通点や見えてくるものをまとめてみると、

それはもう部長の確固たる強みになっていると思います。」

 

隣で社長が、

「なるほどなー!

尚平さん、それ全員への宿題にしてもらってもいいですか?」

と。

「まぁ確かに、今後、よりコアなポリシーを決めていく上でも、

自分の強みを感じるって大切だから、

やってみましょうか♪」

と私。

 

すると社長が、

「部長は、疑問を疑問のままで終わらさないのが、

僕は強みだと思ってるよ!

今日も、部長が尚平さんに聞いてくれたことで、

部長自身もヒントを掴むんだけど、

その勇気ある行動で、全社もとても大切な

気づきや学びの機会担ってるんだよ。」

と、とても温かい雰囲気で部長に言いました。

 

部長が、

「ありがとうございます!

遠慮なく聞かせてもらえる空気がありがたいです。」

と答えると同時に私は言いました。

 

「部長、これもね、

もしかしたら、

‘疑問を疑問で終わらせない’ってことが、

実は、社長の強みだと思いませんか?笑

会議中に一番、疑問を残さない人って、

社長だったりしますもんね!笑」

 

すると部長は、

「本当ですねー!笑」と。

 

 

私は、自分の強みを人に聞くタイミングも、

もちろん大事だと思います。

多角的に物事をみるって本当に大切な気がするから。

 

でも、意外と「自分の強み」に関しては、

他人のいいところ、

他人の素敵なところ、

他人の強みなどを探していると、

自分の強みにふと気づける瞬間があります。

 

最高なのは、

それを言葉(言語化)にして、

相手に伝えてみること。

 

すると、相手も幸せになり、

やる気になることは勿論のこと、

言葉でアウトプットすることで、

よりその強みが自分に浸透していったりします。

 

今日は、ここまで♪

 

追伸

昨日は、自分の原点とも言える、

素敵な経営者仲間の人たちと、

6年ぶりに飲みました♪

 

6年ぶりでも毎日会っていたかのような雰囲気。

互いにやる気にさせ合う楽しい雰囲気が、

本当に幸せでした。

 

やはり起業する時に必要なものは、

やる気にさせてくれる仲間の存在、

信じてくれる仲間の存在だなぁと感じました♪

 

 

 

 

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