Category: 次の時代の組織って? (page 1 of 3)

経営って恋愛と一緒かもしれない。笑

おはようございます♪

尚平です!

新しく入った社員さんは、

驚くほど頑張ってくれています!笑
最近は、主語が「普通は」と全然言わなくなり、
「私は」になっています。
何か一人でギャーギャー言っていることはありますが、
本人はとっても楽しそうです♪
正直、この社員さんが入って、
私もより人生が楽しくなっています!

 

さて、昨日は名古屋にある歯医者さんの、
企業サポートの日でした。

 

そこで感じた、

「大嫌いって本当に大好きなんだな」

そんな話です。
以前よりその名古屋の歯科医院の院長から、

「とっても問題児の衛生士さんがいる。
ちょっと高坂さん、話してみてほしい。」
と。笑

昨日は、そんな衛生士さんと面談する日でした。
ちなみに、この衛生士さんは、
半年間、院長の面談も断り続け、
私との面談も3ヶ月くらい延期された方でした。

 

それくらい、信頼関係が構築できていない衛生士さん(;’∀’)
そんな中、周りのスタッフが、
「いいから話してみなよ!」
「院長側の人でも無い感じだからよ。」
と背中を押して、
昨日の面談が実現しました。
結論から言うと、その衛生士さんとの面談は、

「30分だけ」

の約束が、

「90分もお話しをして下さり、
また、たくさんの本音を言ってくれました。」
その意見のほとんどが、

「院長への不満」
でした。
この衛生士さんは、この歯医者さんで、
もう15年も働かれています。
そんな中、この2・3年で院長への不平不満が、
積もり積もっていました。
最近では、勤務中も院長を無視したり、
そんな行動にも出るような方でした。汗
面談の最初の60分、
ずっと不平不満を言った後に、
その衛生士さんがポロッと言いました。
「あぁ、昔は楽しかったのになぁ。」
私は、すぐに、

「それはいつ頃ですか?
どんな感じだったんですか?」

 

そう聞くと、5年前くらいまでは、

院長が自分の子どもの誕生日に、
プレゼントをくれたり、

言い方も今みたいに院長の言い方もきつく無かったと。
「別に、院長の事が嫌いな訳でもないです。

最近、ちょっとなんか上手くいかないんです。

院長の素敵なところも知っています。」
目に涙を浮かべながら話てくれました。

私は、いつも面談の時にスタッフさん達に聞くことがあります。
「今後、遠慮なく言うと、どうしていきたいですか?」

すると、確実に顔つきが変わったその衛生士さんは、

「まず、少なくとも、院長と昔のような関係に戻りたいです。

これだけ関わった医院を辞めるつもりもなかったですし。

だから、、、まず来た時と帰る時`挨拶’をしようと思います。」
とても感動しました。
私は、院長の思いを勝手に話し始めました。

「実は、半年前にこの医院のサポートを始める時、
院長には5時間ヒアリングをさせて頂きました。

そのうちの1時間、○○さん(この衛生士さん)の話しでしたよ。
院長は頭の中で、○○さんのことをたくさん考えていると思います。」

すると、その衛生士さんは何も言わずうつむいて、
10分くらいずっと何も言わず泣いていらっしゃいました。
色々感じるところがあったんだと思います。

そして、その後、院長に今日の面談を報告。

「院長も院長ですよ。
もう強がって冷たくしたり、
強がって高圧的になったりしないでください!笑

そして、これだけは約束して下さい。
きっと、その衛生士さんは元気に挨拶してくれます。

その時は、何をしてても手を止めて、
体をそっちに向けて、
自慢の白い歯を思いっきり出して、
にっこり笑って大きな声で挨拶を返して下さい!

組織創りは、そこからだと思います。」
と、偉そうに言いながら、

内心、

「俺もHimawariでの挨拶ないがしろにしてる時あるな(;’∀’)
今日からしっかり手を止めて、挨拶しよっと。」

と思っていました。笑

本当にクライアントさんたちには、
教えてもらうことばかりです(;’∀’)
今日の面談は、高校や大学時代によくやった、

カップルの喧嘩の仲裁、みたいな感覚になりました。笑
本当に院長も衛生士さんも、

「とっても好きで、期待して、

ずっと一緒に同じ志でいてほしいからこそ、

何かあると、

とっても裏切られた気持ちになり、

一緒にいたくなくなって、

嫌いなところばかり見える。

でも、それってよく言うけど本当に好きの裏返しなんだろうなぁ」

そんなことを思いました。

 

最近の企業さんのサポートは、

理念創りもそうですが、

その過程で、こういった摩擦の解消や、

社長と社長夫人との人間関係の修復などを

置いてはできないなぁと感じています。

 

今日はここまで♪

普通!常識!一般!笑

昨日は、大きな総合病院の立て直しのお話を頂いたり、

仲間と夜遅くまでvisionを語り合って、

興奮していた尚平です♪

 

4月から㈱La Himawariの新しい社員が、

入ってきてくれました!

 

今日の話しは、その新しい社員さんの口癖である、

「普通!常識!一般!」という言葉が、

Himawariで波紋を呼んでいる!って話です。笑

 

新しく入った方は、以前より知り合いで、

全く気を使わない方なので、

特に何が変わったという訳ではないのですが、

この新入社員の「ある口癖」が、

Himawariに波紋を呼んでいます。笑

 

波紋というか、爆笑というか。。。笑

 

その社員さんは、今日で弊社で働いて5日目です。

 

そんな中、一緒に働いていると、

ある口癖をとてもとても使います♪

 

その口癖が、

「普通はこうするやん?」

「常識はこうだよね。」

「一般的に言うと・・・」

 

という口癖です♪

 

Himawariでは今まで、

「普通」

「常識」

「一般的」

という言葉は、タブーでした!笑

 

理由は、普通という基準以上で、

お客様にサービスを提供したい。

 

常識に縛られるより、

非常識を基準に価値の範囲を広めた方が面白い!

 

一般的に既にある価値は、その人達にお任せして、

常に新しい価値を提供したい。

 

そんなことを思っているからです。

 

とはいえ、

まだまだ実践はできてないんだけど。。。笑

 

これまでも、ミーティング中に誰かが、

「普通は・・・」と言いだすと、

会議が止まります。笑

 

「この業界は、、、」

とかでも止まります。笑

 

そして誰かが言います。

「〇〇さんは、どうしたいの?」と。

 

Himawariでは、世の中に合わせて生きていくより、

自分の「こうしたい」に素直に生きることが求められます。笑

それこそ、売上よりもです。

 

でも、それが私自身も含めて、

中々難しい時があります。

 

だからこそ、仲間同志で、

「今、普通って言った?」「尚平はどうしたいの?」

と、確認しています。

 

正直、この質問は自分の気持ちが見つからない時、

中々ヘビーだったりします。汗

 

だから、どうしても常識や普通の基準で、

今でも考えたくなります(;’∀’)

 

それでも、「自分がどうしたいか。」を大切にする。

それは、Himawariの大切にしている文化の一つです。

 

そんな中、入ってきてくれた社員さんは、

「普通、常識、一般的には・・・」

をたくさん言ってくれるので、

毎回、誰かに「どうしたいの?」

と言われて、自分の気持ちと繋がってくれます。

 

でも、面白いほど何度も言うので、

もはや最近は、「普通そうやん!」

って言う度に、社内には爆笑が起こります♪

 

昨日なんか、

「普通の何が悪いんだーーーー!」

と叫んでいて、皆爆笑♪

 

この方がHimawariに入ってくれて、

間違いなく事務所は、より賑やかになりました♪

 

そして、企画や集客、営業の経験もあり、

とても心強い仲間なので、

今後のHimawariを楽しみにして頂ければと思います!

 

これからも、「非常識」を基準に、

チャレンジし続けたいと再確認した今日この頃です♪

 

今日はここまで♪

【日本で一番‘好きな’会社②】

おはようございます♪

 

昨日は、3年に一度くらいしか行かない、

大阪は難波に行きました♪

難波って大阪の深いところに足を踏み入れた気がして、

何かドキドキワクワクしていた尚平です♪

 

 

さて、昨日の続き。

「制度より風土」って話。

 

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前回のあらすじ。

・私が、日本一好きな会社が京都にある。

 

・はるちゃん(奥さん)が結婚前からその会社で働いていて、

子どもが産まれてからも「カフェで一緒に働きたい」と社長たちに伝えた。

 

・はるちゃんの思いは、

「娘(秋帆)がいても、いなかった時以上に

周りの人に価値を与えられるようにする。自分のやりたいことだから」。

 

・そして、ついに去年の丁度今ごろ4月上旬から働き始めた。

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嵐山にあるカフェで、

桜が満開になる去年の今ごろ、

はるちゃんは、6カ月の娘と働きだしました。

 

もちろん、娘と働くことは、

最初は簡単ではありませんでした。

 

仕事から帰ってくると、

「今日はあーちゃん(娘)が良く泣いて、

思うように働けなくて、迷惑かけてん。

自分に悔しいんだ。。。」

 

そんな日もありました。

 

悔しさでいっぱいになった頃、

はるちゃんが店長に相談すると、

 

「うん。わかる。でも、それくらい覚悟して、

自分でこの働き方を決めてきたんでしょ♪

自分の決めたことに、遠慮なく進めばいいじゃん。」

と笑いながら、ズバッと言われたそうです。

 

そこからです。

家に帰ってきてもはるちゃんがクヨクヨしなくなったのは。

 

それからのはるの毎晩の報告は驚きでした。

 

今日ね、「抱っこ紐持ってきたー!」

って一緒に働く女性スタッフが言ってきてくれたから、

「あ、ちょっと遅めのお祝いかなー!」

と思ったら、

その人は、

「これ、はるちゃんにプレゼントちゃうで!

私がここであーちゃんを抱いて働く用に持ってきたの♪」

と。笑

 

普通なら、

「なんで、あの人だけ特別に子ども連れてこれるの?」

「仕事が進まないからやめてほしいな」

色んな意見が出てきそうなのに、

出てきません。

 

その後も毎晩はるちゃんの報告は続きます。

 

「今日な、店の働くスタッフの皆で、

あーちゃんの取り合いだったのー!

私がおんぶする!

私が抱っこする!って。笑」

 

 

「今日はな、お客様がずっとあーちゃんと遊んでくれたの!」

 

私も仕事が早く終わると、

たまにお店までお迎えに行くのですが、

私がお店の中に入ると、

社長さんが秋帆を抱っこしてくれていたり、

店長さんが散歩に連れていってくれたりしています。

 

それも、驚くことに、何時間もそうしてくれています。

 

私も経営者なので、色んなことを考えます。

社長さんがずっと抱っこしてくれていたり、

店長さんが秋帆を散歩に連れていってくれたりすると、

それって、損失に繋がるんじゃないかなーって。

 

そして、何よりも驚くことが、

完全なる勝手な見解ですが、

その会社の皆さんが誰も、

「仕方なく秋帆を見てあげている」

という感覚ではないんです。

 

お迎えに行く度に本当に驚きます。

 

勿論、影でたくさんの迷惑をかけていることは、

必ずあると思います。

 

それでも、この会社の人たちは、

はるが「子どもと働きたい!」という夢を、

自然体で応援してくれています。

 

【この会社は、女性と子どもが一緒に働く場を提供します。】

【そして、そのためにこんな制度があります。】

 

みたいなのは、一切ありません。笑

 

昔の田舎の子育てのように、

はるちゃんだけでなく、

そこのスタッフ皆で、

秋帆を育てて下さっている、

それがどこかその場で働く人、

お客様、皆にとっても素敵な空気感に、

なっているかもしれない。

 

勿論、その空気に甘えてはいえけないんだけど、

そんなことを感じます。

 

今年の4月から、私の父が定年退職しました。

なので、今週から秋帆がこの会社に、

はるちゃんと行くことが少なると皆さんに報告をしたそうです。

 

すると、皆の反応は、

「え、できれば、一週間に1回は少なくても会いたいんだけど。」

と、口々に言ってくれたそうです。

 

一昨日、はるちゃんはその報告もとっても嬉しそうに、

目に涙を浮かべながらしてくれました。

 

でも、逆に面白いことも起きます!

 

はるちゃんの働きを見て、

「私も子どもと働きたい!」

「赤ちゃんと連れて仕事したい!」

と言って、面接に来られる方が、

何名かいらっしゃったそうです。

 

でも、その方々は面接は通らなかったそうです。

それは、お店の雰囲気や思いに、

共感がなかったからかもしれません。

 

分からないけど、

お母さんが子どもを連れて働きたい、

この会社は別にその気持ちに答えたい、

という会社じゃないのかもしれません。

 

子どもと働くお母さんを採用する制度、

子どもと働くお母さんをサポートする制度、

なんて一つもこの会社にありません。笑

 

ただ、風土として、

「何となく同じ方向を向いてチャレンジしている仲間を、

自分を犠牲にしている感覚はなく、

自分の生き方を大切にしながら、仲間の生き方を大切にする。」

 

そんな風土が根付いているんだなぁって思います。

 

この風土があれば、

どんな制度よりも最強だなぁって思いました。

 

理念創りをしていて思います。

 

理念という言葉を創っている訳でも、

その理念に合った制度を創っているわけでもないなぁと。

 

その会社にしかない、その会社の大切にしたい風土を、

育てていくこと。

できるだけ、その風土を分かり易くすること。

そして、その会社にしかない風土と文化を創っていくこと。

それを創っているんだなぁって思います。

 

どんだけ制度や言葉を明確にしても、

風土は創れないなぁと。

 

人が人と向き合い、

自分を信じて仲間を信じてチャレンジしていく会社を、

嵐山にあるこんな会社を世の中に増やしていきたいなぁって、

改めて思いました。

 

今日はここまで♪

 

追伸

手前味噌ではありますが、

この会社も素敵ですが、

周りのメンバーに共感される働き方をしている、

奥さんの生き方もほんまにすげーなーって、

学ばさせてもらうことばかりです。汗

日本で一番?`好きな’会社。

おはようございます♪尚平です!

昨日は、広島のとある企業さんで、

理念策定ミーティング。

とっても熱い本音が飛び交う素敵な時間でした♪

 

 

ランチの後、広島の街並みを散歩しながら、

その会社の社長さんが、

広島の深い歴史を教えてくれて本当に感動と、

「平和」を考えさせてもらえる大切な時間でした。

 

 

さて、そんな社長さんが昨日、

ビジョンを決める理念策定ミーティング中に、

「制度より大切なのは、風土だよ!」

と、いつも穏やかな社長さんが、

幹部社員さんたちに向けてチカラの入った声で言いました。

 

 

今日は、

「制度より風土」

というお話し。

 

 

実は、私は京都に、個人的に「日本一」

と言っても過言ではないくらい、

大好きな会社があります。

 

 

弊社の株式会社La Himawariも経営判断するときや、

ビジョンを考える時、いつもその会社を勝手に参考にしています。

 

 

その会社は、

株式会社スターナビゲーションアソシエイツという会社。

この会社は元々リクルートだった人達が創った創業9年の会社。

カフェや居酒屋を3店舗、ゲストハウスを2ヵ所、

そのほか、広報やプロモーションのコンサルなどもされています。

http://www.musubi-cafe.jp/

 

 

実は、私の奥さんがこの会社で結婚する前の4年くらい前から、

働かせてもらっています。

 

 

この会社の素敵なところは、

「制度より風土」

を徹底的に大切にしているってところです。

 

もっときちんと言うと、

「制度より風土!」

と意気込んでいる訳でもなく、

「みんなが自由に互いを応援しながら、

雰囲気でやっている。」

そんな感じです。笑

 

 

その雰囲気を特に感じるのは、

そのカフェで1年前から、

うちの奥さんと1歳7カ月になる娘が、

一緒に働かせてもらってから特に感じます。

 

きっと、特に、

「子どもと働けます!」

とは打ち出していません。

 

でも、はるちゃん(奥さん)は、

できれば、「三つ子の魂百まで」

という言葉の通り、娘が3歳まで、

成長を見守りたいという思いがありました。

 

もう一つ、できればすぐに働きたい。

子どもを理由に自分のやりたいをあきらめたくない、

そんな思いもありました。

 

数カ月悩んだ後、

そこの社長さんと取締役の人に、

「あのー、子どもと働かせて頂けないでしょうか。」

と伝えてみたそうです。

 

すると返事は、

「うん、いいよ!やってみよー!」

だけ。

 

その日、はるちゃんが、

とても感動して帰ってきたことを覚えています。

 

そして、はるちゃんと当時6カ月のあきほは、

一緒にこの会社が運営する「むすびカフェ」で働き始めました。

 

はるちゃんの思いは、

「娘がいても、いなかった時以上に

周りの人に価値を与えられるようにする。」

この一点で働き始めました。

 

最初は苦悩する、、、と思いましたが、

感動のはじまりは、ここからでした。。。

 

今日はここまで♪

続きは、また明日書きます♪

仲間を「信じる」ということ。

こんにちは!

 

今日は久しぶりに、中国は上海にいる、

2歳年上の兄と連絡して、

何となくテンションの上がった尚平です。

 

兄とは年間4回くらいしか連絡しません。笑

正月、お盆、GWくらいしか会いません。笑

それでも、ここぞ困った時に即回答してくれるので、

とてもありがたい存在です。

 

そして、今日は、

とある設計・建設事業をされている会社さんの、

理念策定プロジェクトでした。

 

そこで話合った「部下や仲間を信じる」って話。

ちょと散らかったけど、まぁお許しください♪

 

理念策定プロジェクトは、

経営幹部から、新入社員まで、

8名が参加されています。

 

そこで、皆の集まりが良すぎて、

全員が30分前には集合しました。

そこで、思い付きで、

「最近、一番モヤモヤしていることを、

ぶっちゃけ言っちゃおうの会!」

を開催してみました。笑

 

・・・出てくる、出てくる、

最近のモヤモヤ。

なのに、皆なぜか爆笑するという。笑

 

半年前では考えられない雰囲気に、

とっても感動してしまいました。

 

すると、専務が急に大きな声で言いました。

「皆のモヤモヤってさ!

結局、部下を信じられない。

部下を信用できないってモヤモヤじゃない?」

 

 

営業部長が、

「あ、そうかもしれないです。

最初の組織診断結果通りかもしれないですね。」

 

 

他の皆も首を縦に大きく振って、

うなずいていました。

 

すると専務が、

こっちを向いて言いました。

「尚平さん!

どうやったら部下を信頼できるんですか?」

 

もーー、正直私はドキ――――!

っとしました。笑

 

そして、苦笑いをしながら本音で答えました。

皆さん、それ、私も課題なんですよね(;’∀’)

うちのスタッフを信じ切れなかったり、

信頼できない時があるんですよ。

だから、偉そうなことは言えないんですよね。」

 

 

皆も、そらそうだよなーという感じで、

温かい目で見てくれます。

 

 

そして、私は続けました。

「ただ、何かのヒントになるか分からないけど、

たまーに上手くいく時のことを少しだけお伝えしても

いいですか?」

 

 

というと、専務が前のめりに、

「是非!」

と。

 

「私もやっぱり色んな葛藤があるんですよね。

でも、結論から言うと、、、

その中で部下や仲間、

そして、クライアントを信じれる時って、

自分が自分を信じている時だなぁって思います。」

 

何となく感情がのってきたのが、

自分でも分かりました。

 

 

「例えば、ここの〇〇建設の皆さんは、

‘200年後の地球を設計する’をミッションに、

色んなチャレンジされいるじゃないですか?

 

200年後の地球のために、

耐震を考えたり、

環境問題に全力で取り組んだり、

最先端の住みやすさを考えたり、

素材から人の健康を考えたり。

 

ぶっちゃけ、皆も思っていると思うけど、

利益だけを考えたら、

そんなことはおススメしません。笑

 

でも、皆さんがミッションに覚悟されている。

最近では自分のものにして、誇りだと思ってる。

この方たちなら、業界のきれいごと、

タブーとされてきたことも、

どんどん乗り越えていけるんだろうなぁって、

心底思うんです。皆さんのことですよ。

 

でも、それって、

私、高坂が自分の事業や、

自分の人生でチャレンジを辞めてしまったら、

皆さんのことを信じれなくなると思います。

‘そんなん無理でしょ’

‘きれいごとより、もっと利益出しましょうよ’

って言うているかもしれないです。

 

もしくは、できると思います!、とか口でいいながら、

本心は‘大丈夫かなぁ’と思っていると思います。

 

だから、私は皆さんの姿勢にいつも、

心引き締まるんですよね。

自分がチャレンジを止めたら、

終りな気がするから♪

 

あ、もちろん、良い意味で、

みなさんのために挑戦している!

って訳でもないですよ!笑

好きだからやってんですよ!

 

・・・伝わってますか(;’∀’)?」

 

皆さん、「・・・。」

 

私は慌てて、

「あ!やっぱり何か伝わりにくいか!

ごめんなさい。

ほんじゃ次の事例パート②は、、、」

 

と、言おうと思った瞬間に、

 

営業部長が、

「俺が営業から逃げているんかもしれない。

俺が新規営業から逃げているんかもしれない。

俺はすぐに楽にいってしまうからなぁ。」

 

とぽろっと。

 

そして、皆が口々に、

「結局自分かーーーーい!」

と言いました。

 

本当にこの人達は強いなぁって思いました。

100名以上の部下がいる人もいる、

何十億と自分にかかっている人もいる、

その町をどう設計するかを背負っている人もいる、

どうしてもうつ病の社員さんを抱えている人もいる、

ここでは書けないほどの、

業界のリアルな課題と向き合っている人もいる、

 

そんな人たちが、

「結局自分かーーーー!」

と、言っている姿にもーめちゃ感動してしまいました。

 

本当にこの会社さんも、

いつも関わるだけでやる気を頂き、

気が引き締まり、

「おれもやるぞーー!」

ってなります。笑

 

もはや、

どっちがサポートに入ってるのか、分からない。笑

 

この時点で、理念策定ミーティングは、

1時間押しで始まりました。笑

 

今日はここまで♪

 

 

このブログを見て相談、質問を下さる方から、

「どう聞いていいのか分からなかった。」と良く聞くので、、、

⬇️こんなの作りました♪

人が必ず動く、たった一つの鉄則。

今日もぐっすり寝れたおかげが、

お肌も眉毛も絶好調な尚平です♪

 

今日は、「人が必ず動く、ある法則」の話。

 

今日は午前中、

サポートさせて頂いている企業の社長さんと、

打ち合わせをしていました。

 

この社長さんとは、打ち合わせに入る前に、

世間話(情報交換)が1時間30分くらいで、

打ち合わせは30分くらいで終わります。笑

 

その打ち合わせの最後の方で、

こんな質問がありました。

 

その社長さんは、少し不安そうな顔で、、、

 

「尚平さん、第2創業期プロジェクトのメンバーは、

日常見てても、会話の雰囲気が以前とは

質も量も全然違うのがわかる。

早速、半数が成果も上げてきとるし。

 

でもな、ちょと不安なんがな、、、

このプロジェクトメンバー7人が、

自分たちの部下や現場の周りの人に、

2月には仕上がるビジョンや行動指針を、

落とし込めるかなんよ

あいつら、やってくれるんかなぁ。

人って中々動かへんやろ。

 

と少し不安そうに言いました。

 

感覚が鋭い社長さんなので、

私は、さすがだなぁと思いながら、

感じていることをお伝えしました。

 

「理念や営業方針や社長の思いなど

何かを浸透させる時に一番大変なのは、

会議やプロジェクトに出ているメンバーに

浸透させることではないんです。

 

社長の感覚の通りで、

プロジェクトや会議に出ているメンバーが、

自分の現場の従業員に浸透させる方がもっと難しい。

 

プロジェクト会議に出てもないのに、

‘それなら実践したい’って思わせること。

これ本当に難しいですよね。

 

「だったら、どうしたらいいの?

どうやったら従業員たちは、

ビジョンに向けて動いてくれるんや?」

と社長。

 

私は、本気でこの先のことを考えてくれている、

この社長に感動しながら答えました。

「それには、3つあります。

一つは、社長がこのプロジェクトの最初に皆に覚悟を伝えてくれた、

見本を社長自ら見せ続けること。

これは、もう今でも相当実践して下さっています。

だから、こんだけすぐに見える変化が生まれているんです。

正直、社長のおかげです。

 

もう一つは、このプロジェクトを通して、

本音で話し合える雰囲気の組織にすること。

まぁこれはいつも言うてるやつですよね。

 

んで、一番大事なのが、

ビジョンや行動指針が、

面白いもの、面白そうなものであるかどうか、

これが最重要です。

 

どんだけ社長が見本を見せて、

本音を話せる組織になっても、

‘全然面白くないビジョン’だったら、

誰も動いてくれません。

 

どんだけ長時間喧々諤々考えても、

どれだけ偉い人や上司に言われても、

‘面白い’と思わなければ、

人は動かないんです。

 

仮に動いたとしても、

魂の入っていない、

作業レベルのことが多くあります。

 

なので、このプロジェクトで、

なぜあれだけ面白い雰囲気、

ワクワクする雰囲気を大切にしてるか、

それは、人はどう頑張っても、、、

面白い方に傾く。

人はどう頑張っても、

面白いことに引き寄せられるって

ことだからです。

 

面白さの前には、

権力やお金は、

残念ながら通用しません。

 

なので、、、社長は心配ないでしょ!」

 

すぐに社長は、

「いや、俺は面白くないよ。笑

皆がいい雰囲気を作ってくれてるからやん。」

と、照れながら話します。

 

私は、

「面白さって、別に爆笑とか、

テンション高いとか、

漫才やコントみたいなことでもありません。

機械メーカーなら、技術や研究に面白さを見出すし、

いろいろです♪もしかしたら、

‘ワクワク’とか‘誇り’と言う言葉にも近いかもしれません。

 

実は、人それぞれ面白さが統一されていないってことも、

大切なポイント。

 

だからこそ、その‘組織の面白さ’の定義が

明確な組織は本当に一体感があるなぁと思います。

それ、また1月にやりますね!」

 

今日は、そんな話をして、

社長さんと打ち合わせを終えました。

 

実際に2ヶ月前、

「理念を近くの人に唱和しないと、

トイレにいけない制度」

が、現場で大ウケし、

一気に共通言語として理念が広まった組織があったりします。笑

 

今日は、ここまで♪

 

追伸

方針や伝えたいことを面白くするには、

「それが正解だ」という感覚から、

「誰がどう言おうと俺は面白いからやりたい。」

そんな感覚が大切かもー♪

でも、それが私も含めて、

すぐに世間や他人の目を気にして、

正解探ししちゃうんだよなー♪

ま、だから面白いんだけど。笑

 

 

 

 

 

 

 

目標達成と「ある単純な行動」は、必ず比例する。

551の豚まんがある時ー!

グワッはっはっはっはー♪

 

無い時ー!

ズーーーーーン。

 

ある時ー!

グワッはっはっはっはー♪

 

ども、このCMで育った尚平です!

あと、布亀の救急箱も。笑

 

今日は、またまた目標達成のお話。

目標達成している人は、

「ある行動」が圧倒的に多い!って話です。

 

昨日、サポートしている企業の営業マンの方から、

電話を頂きました。

 

「尚平さん、7月まで半年間ずっと目標達成していたんですが、

急に8、9月と未達成で10月も難しそうです。

でも、どこかやる気がでないというか、、、

悔しいけど、どうしていいか分からないんです。」

 

ちょっと深刻そうな声でした。

私はすぐに聞きました。

 

「それって、上司の◯◯部長に相談してみました?」

 

「いえ、まだです。」

と。

 

私も営業マン時代、

成果を上げれている時はよく上司に、

報告や相談をしていました。

 

でも、逆に、どうしてか、

成果を上げれなくなると、

上司や同僚に報告や相談の量が、

圧倒的に減少していました

 

何なら目を見れなくなったり、

避けたくなったり、、、笑

 

実は、この相談は、

目標達成できていないことがポイントではなく、

そういう時に組織で解決できる

組織風土なのかがポイントだと感じました。

 

「◯◯さんは、今、

とっても真剣に相談してくれたでしょ。

それってね、▲▲部長からすれば、

とっても嬉しいことなんですよ。

同じ方向を向いて、

悩んでくれているなんて、

とても嬉しいんです。

 

って、偉そうに言いましが、、、

私もね、今でもそうなんですよ。笑

うまく集客できている時には、

もう一人の社長である高野や、

佐々木や石井に常に報告・相談するんです。

でも、できない時は、

しれーっと一人で頑張ったり、

一人で苦しんだり。

でも、それって、

真剣に相談すると、

なぜか皆喜んでくれるんですよね。」

 

すると、電話の向こうで、

「俺は、そこから逃げてたのかなぁ。」

と、ポロっと聞こえました。

 

「◯◯さん、とってもメンバーのこと、

いつも大切にしているじゃないですか。

そんな相談されたら、▲▲部長も

メンバーもとっても喜びますよ。

◯◯さん、相談されたら嬉しいでしょ♪

ぜひ、さっきの感じで、

とっても素直に真剣に相談してみてください。」

 

「そうですね!

何か申し訳なさとか、

ふがいなさとか、

逆に腹たったりとか、、、

皆と話そうとしてませんでした。」

 

私は、正直、

な、な、なんて素直な人何だろうと、

感動していました。

 

その風土になるまでもやはり、

喜びの共有や衝突や理解などを繰り返して、

ある程度の時間はかかるからです。

 

半年前とは大違いな雰囲気にも感動でした。

 

電話を切った後、

私は勝手に、

この営業マンは、10月は達成するんだろうなと、

わかってしまいました。

 

目標達成しない時、

多くの組織では、

「なぜ、達成しないのか」

「どうすれば達成するのか」

に意識を向けてしまいます

 

でも、常に目標達成し続けている組織は、

目標達成しない時にこそ、

「どれだけそれを相談できるか」

「どれだけそれを素直に報告できる」

「それらの雰囲気をどう創るか」

に意識を向けています

 

私が、理念創りをサポートする時に、

一番大切にしている風土変革の一つの要素です。

 

目標達成していない時ほど、

ホウレンソウが活発になる組織、

これは本当に最強です。

 

結果的に、目標達成と、

ホウレンソウの量は、

確実に比例するんです!

 

今日は、ここまで♪

 

追伸

 

これ、割引期間今日までです!

理想の組織創りは、まず、

究極を知るところから♪

 

残席2名です。

 

【福島正伸先生の真経営学講座 In京都】

30年間の経営学・起業学の集大成~

日程

2018224() 

時間

10:0017:00

開場 9:30

場所

YIC 京都貸し会議室 8

JR京都駅徒歩7

http://yic-kyoto.jp/rental/access.php?chiku

講師

㈱アントレプレナーセンター

代表取締役

福島 正伸

定員

50

残席名。

参加費

定価78,000

紹介割引60,000円。

※本日1020日までの受付。

ホームページ

http://lahimawari.jp/keieigaku/

紹介者割引

http://lahimawari.jp/keieigaku/shokai/

※本日1020日までの受付。

 

です♪

 

組織に「一体感」を出すための‘特効薬’

今日は早速内容から♪

 

先日、建設業界の人たちに「一体感のある組織」

についてお話させて頂きました。

 

そこで、

とっても面白い質問が飛んできました♪

 

「高坂さん!

何でもします!何でもしますから、

今の30名の会社が、

すぐに‘一体感ある組織’になるためには、

どうしたらいいですか?」

 

という質問でした。

 

最初にお伝えすると、

組織創りに特効薬はありません。

本当に地道に創るしかありません。

 

ただ、今日お話する話は、

勇気さえあれば、

そのチームがみるみる一体感あるチームに、

変化していくという話です。

 

私は、その方に確認しました。

「本当に何でもするんですか?」

 

「はい!何でもします!」

と、45歳くらいのカラダの大きな社長さん。

 

 

私は、その社長さんの本気さ、必死さを感じ、

40名くらいの社長さんがいらっしゃる場で、

あえて敏感かもしれないお話を、

聞かせて頂きました。

 

「では、差し支えなければなのですが、

その30名のうち、

本当はこの会社にいらない、

あいつがいるから一体感がなくなる、

正直クビにしたい社員、

自分の言うことと逆なことをする社員、

正直、合わない嫌いな社員、

は、30名中何人いらっしゃいますか?」

 

「え!」

と社長さん。

そのまま考えてくださいました。

 

「うーん、

本当にどうしようもないやつが、

どうしても無理だと思ってしまうやつが、

2人います。

 

と、素直にお答えしてくれました。

本当に誠実に会社のことを考えていらっしゃる

社長さんで素敵だなぁと胸が熱くなりました。

 

そして、私が応える番です。

結論から言うと、、、

その二人のことを大好きになって下さい。

サシで飲みに行ったり、

あだ名で呼び合えるレベルまで、

大好きになって下さい。

後の28名のことは考えなくて、大丈夫です。

とにかく、その二人と心底仲良くなって下さい。

そうすれば、必ず御社には

圧倒的な一体感が生まれます。」

 

社長さんは、

「そこかーーー!!!

でも、何でもすると言ってしまったー!

正直、全くイメージはできないけど。」

 

と頭を抱えていらっしゃいました。笑

でも、何というか、

どこか楽しそうです。

 

私は続けました。

 

「実は、これは私が意識していることなんです。

うまくできる時と、無理な時はあるんですが。笑

 

連続講座で人が集まる場を作ったり、

企業さんの組織サポートをしたり、

プロジェクトで仕事をするとき、

やっぱり‘苦手だな’って思う人って、

出てきます。

 

そういう人って、

御社もそうかもしれないですが、

他の人からも煙たがられることもあります。

 

そんな時、私はそんな、

自分にとって‘苦手な人’と、

親友レベルまで仲良くなるってことを、

意識しています。

 

面白いことに、

自分が苦手な人や、

人が煙たがっている人と、

自分が「一体感」が持てた時、

そのチーム全体が一体感を必ず持ちます。

 

きっと、他の28名の人も見ているんだと思います。

社長が、その2人とどう向き合うのかを。

 

もし、理由なくクビにしたり、左遷したり、

どこか避けて仕事をしたりすると、

その組織にいる皆にはばれます。

 

そして、、、

‘社長の機嫌を取らないと、

ここではやっていけない’

ってなるんです。

これでは、一体感ある強いチームにはなりません。

 

でも、社長が自分を変えて、

大嫌いだった二人と、

チカラ合わせてこの会社のことを、

親友みたいに語ったり、

関わっていると、

残りのメンバーから見ても、

‘あ、社長は人に諦めない人だから、

自分なりに挑戦してみよう’

と全体の意欲が上がるんです。

 

だから、嫌いな人や、

苦手な人が出てきたときには、

組織が一体感を強める絶好の機会なんです。

 

何よりね、

嫌いな人を好きになると、

なぜかわからないけど、

また一つ自分のことを

好きになれたりするんですよ♪

 

社長さん、

騙されたと思って、

その二人を大好きになって見て下さい。」

 

とお答えしました。

 

今も3日に一度は、

その方から報告がきます。

 

早速、一人目の人を好きに

なりつつある社長さん。

本当に有言実行されて、

素敵すぎると驚いています。

 

このお話からいくと、

実は、、、

誰とは言わないけど、、、

 

今、私がとっても仲良くさせて頂いている

みなさんはもしかしたら、

最初とても苦手だったかもしれません!笑

 

今日はここまで♪

 

追伸

「人を好きになる方法」

に関しては、

100万通りあるので、

アイデア欲しい人は、

アイデアマンをご紹介します♪

 

企業にとっての「社会貢献」ってコレ!?笑

フロリダに来て3日目♪

※写真は、時差ボケで早起きするため、

たまたま撮れる朝焼け。笑

 

相変わらず朝8時から夜8時までの缶詰研修。冷汗

ちなみに、今回はもう一人の代表高野と、

奥さんのはるちゃんと娘の秋帆と来ています♪

 

昨日は、自分がリーダーシップを発揮する時の、

悪い癖と良い癖を顕在化したって感じーーーー!

一瞬凹ん、、、でもないか。笑

 

でも、まだまだ自分への可能性を感じ、

同時にLa Himawariの皆や、

いつも一緒に価値を創ってくれている取引先の仲間や、

いつも一緒に目の前の世界をより良くしてくれている

福島塾の仲間、SPAの仲間、

組織創りのサポートさせて頂いている社長さんや、

社員さん皆の可能性も勝手にグングン感じていきました!

 

何か、早く日本に帰って、

皆といろいろ話したーーーーい♪たーーーい♪♪

 

そんな中、

昨日、あるワークで、

ちょとアホみたいな話やけど、

とっても大切なことを気づかせてもろた。

 

そのワークというのは、

「散歩しながら、全てに感謝してみる」

ってだけ。笑

 

このワークをして振り返っている時に、

先月、大阪は高槻でとあるふとん屋さんの社長さんと

飲んでる時に、大切なことを教えてもらったことを、

思い出した。

 

それは、

「感謝すれば社会貢献したくなる」って話。

「企業って事業そのものが社会貢献」って話。

前置きが長すぎましたが、

今日は、そんな話♪

 

このふとん屋さんの社長は、本当に良く笑う。

というか、真顔が笑っているというややこしい人。

そんな人が、カウンターで急に、

 

「尚平くん、こないだな長野県の温泉に、

家族旅行に行っている時、

すごいことに気づいてしまってん。」

 

似合わず、かなり真剣な顔で

その社長さんが言ってきました。

 

「あんな、平日の3日間行ってな、

奥さんと娘二人やから、

俺一人で露天風呂に入っててん。

すると、平日やろ?

お昼から温泉やろ?

完全に貸切状態やってん。

 

ほなら、何か急に、

この状況って何てありがたいんやろう、

そんな気持ちになって、

何かめちゃ胸が温かくなって来てん。」

 

ちょと感動しながら、

その社長さんは話を続けてくれます。

私も少し前のめりで聞き始めました。

 

今、俺がこうやって平日に

露天風呂に入っているのって、

 

社員さんたちが大阪は高槻で

めちゃ頑張ってくれているからで。

 

親がこの布団屋さんを創ってくれたからで。

 

奥さんや娘が応援してくれているからで。

 

そもそも布団を創ってくれる人がいて、

布団の材料となる羽毛や羊毛などを、

創ってくれている人がいるからで。

 

ほんで買って使ってくれる人がいる。

 

ちょと話は飛ぶけど、

この露天風呂を探して、

掘ってくれた人がいたからで。

 

これから飲むお酒も、

お米からしっかり創ってくれた人がいて、

それを運んでくれた人がいて、

それを売ってくれた人がいて。

 

これから食べる食事も、

畑から一生懸命育ててくれた人がいて、

それを美味しく調理してくれる人がいて、

自分の目の前に出してくれる人がいるからで。

 

こんな1日さ、

自分一人で、

自分の手で最初から一つひとつ

作ろうって思っても、

一生かかってもできひんやん?

無理やもん!俺、絶対無理!

 

だから、みんなが色んな努力をしてくれて、

こんなありがたい1日を

過ごさせてもろてるんやなーって思って。

 

こんだけしてもろてさ、

うちの会社が、その恩送りとして、

常に‘社会に貢献する’って、

そらそやなーって思って。

 

僕もまだまだ売上とか、

社員へのイライラとか、

色々な感情は出てくるけど、

‘社会貢献’って、

発展途上国への援助とか、

いろんな施設への募金とか、

CSRとか、それも素敵。

 

でも、土台として、

自分の会社の事業そのもので、

誠実に社会に貢献しよう!

って気持ちってほんま忘れたらあかんなーって、

そんなことに気づいてしもてん。

それが一番の社会貢献で大事なことかなって。

 

だって俺、一人では生きていけへんし、

一人では会社もできひんし、

一人では今日みたいな日、

過ごせへんからな。」

 

社長が話終えた後、

二人でとっても温かい気持ちになりました。

「こうやって、美味しいお酒を

美味しい食事を、

二人で楽しめる機会をもろてるのもそか。」

と。

 

企業の社会貢献で大事なことって、

特別なことをすることでもなく、

寄付をすることでもなく、

もしかしたら、

自社の事業で、

誠実に社会の役に立とうとする姿勢

かもしれないなぁって思いました。

 

当たり前なんだけど、

忘れてしまいがちだなぁと。

自分の利益や名誉や保身に走っちゃう時、

あるなーって。

 

それでも、

社会貢献を通常の事業で大事にする。

その前提には、大きな話になるけど、

本当に多くの感謝する場面があるんだなぁと感じました。

 

今日はここまで♪

 

とはいえ、そうは言っても、

感謝忘れる時何て、

いくらでもあるんですけどね♪

やっぱり、忘れない努力を忘れないことが最強か。笑

強い組織の「タスクの優先順位」

昨日のランチは、

これまた素敵な経営者さんご夫妻とご一緒させて頂きました!

とってもパワフルでストレートな奥様と、

芯が強くて本質ばかりを見てくる社長さん。

 

この二人を話していると、

勇気とやる気とほんの少しの悔しさを頂けます♪

私は、この「ほんの少しの悔しさ」が大好物です。

 

何か最近、経営者ご夫妻のセットで食事に行く事が、

圧倒的に増えてきた様に思います♪

 

さてさて♪

今日は、前回のブログから一転、

「タスクの優先順位」というかなり具体的なお話です。

 

 

昨日は、とある印刷業をされている会社さんの、

理念に繋がる「行動指針」を決めるミーティングでした。

 

そこで、営業部の社員さんから、

「理念とは少し関係ないんですが、

実績をしっかり上げるチームと、

そうでないチームの‘行動の違い’って何ですか?」

と質問を受けました。

 

このような、

「理念を見ながら実績を上げるチームと、

そうでないチームが行動レベルどう違うのか」

という話を良く質問されます。

 

面白いことに、こういう質問は、

経営者さんより、社員さんから良く受けます。

 

その時に、いつもお伝えしていることが、

「タスクの優先順位」の話です。

 

この「タスクの優先順位」の話、

とある方から教えて頂きました。

 

その方は、

 

 

川阪 正樹さんという方で、31歳のメンタルコーチの、

プロフェッショナルです。

特にスポーツ分野に強い方。

陸上競技で日本一の選手を育成されたり、

ラグビートップリーグのとあるチームの

メンタルコーチをされていたり、

その目標達成ノウハウを大企業に注目され、

研修講師としても大活躍されています。

 

その方から、以前、

「実績を上げる強いスポーツチームの

練習メニューには共通点がある。」

というお話を伺いました。

 

「尚平さん、私は陸上や野球、ラグビーなど、

沢山の強豪チームを見てきて、

‘勝つチームの練習には、

たった一つの共通点がある’

ということに気づいたんです。

何だか分かりますか?」

 

私は、早く教えて欲しくて、

考えもせずに、

「分かりません!」

と言いました。

 

優しい川阪さんは、

微笑んで続けてくれます。

「実は、ごくごくシンプルです。」

 

「その共通点は、

‘成果の上がる練習メニュー’を

練習の一番最初にやって、

‘成果の上がる練習メニュー’に

一番時間を使うってことなんです。」

 

ニコっと笑って言いました。

「ね?ごくごくシンプルでしょ?

でも、実はこれをできているチームは、

本当に少ないんです。

野球だと、冬はとにかく走った方が良いとか、

ラグビーは、ウェイトトレーニング(筋トレ)を

した方がいいとか、色んな固定概念があるんです。

でも、勝負は与えられた練習時間の中で、

どれだけ質の良い練習ができるか、なんです。」

 

私は、これを聞いた瞬間に、

「会社組織も完全に同じことが言えるな。」

と、強く感じました。

 

実績が上がるタスクを優先せずに、

理念やビジョンに繋がるタスクを優先せずに、

誰も意見を言わない社内営業会議や、

皆が下を向いている朝礼、

営業に伴う事務作業、

「営業マン自身が無駄だ」と思っている

テレアポや飛び込み、

などなど、

成果が上がるタスク以外に、

かなりの時間をかけている組織は、

まだ本当に多いんだろうなぁと思っています。

 

弊社も今でも油断するとそうなります。汗

 

そんな話を、印刷会社の営業部の方にお話すると、

「確かにそうなんだけど、

日々の業務が忙しくて、

いちいちそんな振り返りをしてられないよ。」

と率直な意見を頂きました。

 

「◯◯さん、そうなんです。

私も油断すると、すぐにタスクに潰されて、

目の前しか見ることができずに、

それが成果に繋がる行動なのか、

理念に繋がる行動なのか、

判断できなくなります。

特に焦っている時には。笑

でも、だからこそ、

そういう時を想定して、

行動指針が必要なんです。」

とお伝えすると、

「そういうことだよなー」

と、言いながら考えたかと思うと、

 

「だったら、焦っている自分に気づいたら、

屋上の中心で‘理念’を叫ぶ。ってあり?

と、満面の笑みで。笑

この項目がこの会社さんの行動指針に、

ノミネートされました。笑

来月の会議で、本決定の予定です。

 

 

兎にも角にも、

「今、自分がやっていること、

今日の自分のスケジュールって、

私のビジョンに最短のタスクなのかな、

実際このタスクで、自分のビジョンに向けて、

成果が上がってきたタスクなのかな。」

と振り返ることは本当に大切です。

 

もし、時間がある方は、

先週一週間を振り返って見てください♪

そして、その時間の使い方が、

自分のビジョンや成果を上げることにつながっているか、

確認して見ると、

とても様々な気づきが得られるかもしれません。

 

今日は、ここまで♪

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